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運動をすり込むプロセス。

運動をすり込むプロセス。

よく天才は、努力の天才であると言われます。

もともと持って生まれた高い能力<努力した反復練習

脳科学的 運動科学的には、たとえばピアノなど楽器演奏や、サッカーのドリブル、体操などあらゆる運動においては、短いフレーズ、小さな正しい動きをただひたすらに練習を繰り返すこと。これが天才レベルの技術に達する唯一の道だといわれます。もちろん集中力は必須です。

これによりミエリンという神経回路をカバーする絶縁体がその動きをさっとスピーディーに出せるように保護してくれるようになるのです。

またこういった運動動作の記憶は、最初は頭で考えながら、いわゆる大脳サイドであれこれ情報処理しながら体に教え込んでいくわけですが、

身体で覚えるという仕事は、小脳という大脳の奥に押しやられた古代生物から存在する原始脳によって行われています。

繰り返しの反復運動は小脳に記憶され、そして蓄えられた情報は、考えて行うよりもむしろ無意識に処理できるようになると言われてます。

 

先ほどのピアノ演奏やドリブルに限らず、我々が日常行っている食べたり、歩いたり、といった何気ない作業もロボットにはまだまだぎこちない作業ですが、それを無意識&潜在意識的な処理を行っているの愛すべき小脳ちゃんなのです。

 

さてゴルフです。

悩めるおっさんたちはみなレッスンに通います。

おっさんに限らず、若ものもだと信じたいですが。

レッスンを受けて、そしてわかった、見えた、ゴルフって簡単だなーなどと迂闊にもほざいてしまいます。

ルンルンになります。

次のラウンドに行く前に一度か二度は練習すればとても優秀な方で、ほとんどはそれを大脳に溜め込んだまま、場合によっては半分くらい忘れた状態で”本番”に臨みます。

同伴競技者に”いや実はちょっと見えたんだよね”とか必要もない前振りをしちゃうわけです。

 

いうまでもなく、結果は出ません。

そしてハーフで煽るようにビールを飲み、いつもの自分のスイング(すでに小脳にインプットされた悲しいスイングの動き)に帰巣していく。

ゴルフは深いなーと言いながら。

 

残念。。。。

 

これが我々が愛してやまない、ゴルフ川柳に多くの作品を投稿してくれるおっさんゴルファーの姿です。

大好きです。

この悲しいおっさんの間違いはどこにあるのか、その辺りを次回に書いてみたいと思います。