A)
大事な場面で連続ボギー
バーディーのあとのボギー
昨日ボギーを打ったホールでのボギー
ノーボギーで迎えた最終ホールでボギー
B)
上がり3ホールでの連続バーディー
プレーオフでのロングパットカップイン
連続ボギーのあとの3連続バーディー
プロの試合を見ていると選手によってはAのパターンにハマる人、Bのパターン乗って好位置をキープできる人に分かれます。
もちろんその日の調子によってもこの結果は分かれるはずですが、調子にとらわれないところで選手による傾向はあるのです。
これは選手一人一人が持っている、自分の限界を定めるセルフイメージによるといわれています
自分の実力はこのくらいだ、
ここまでやれば十分だ、
去年もこのくらいだった、
ちょっと出来すぎて怖いくらいだ
我々でもあるはずです。
いつもより結果が出てる時、ちょっと居心地がわるかったり、そろそろミスが出るんじゃないかって妄想が始まったりしませんか?
これは我々が持つセルフイメージのできるできないの境目に、快適なゾーン(コンフォートゾーン)があるからだと言われています。
自分のイメージ以上によいことがおきていると自分で勝手にちょっと悪い方に引き戻してバランスを保つという心理です。
つまり人間は自分のパフォーマンスを、自分が快適な領域に抑え込んでしまっているというコトなのです。
限界突破 、潜在能力の発揮、夢の実現
色々な自己啓発的なキーワードの書籍が並んでいますが言ってるコトは、
自分で決めた限界に気づいて、
自分セルフイメージを高めていく、
という方法論を教えてくれています。
自分の思考のクセ気づくコト、
自分のパフォーマンスのパターンに気づくコト、
自分のセルフイメージのいまとあるべき姿に意識を向けること
とても大事です。
フォーカストレーニングに取り組んでもらっている選手には必ず毎日簡単なメモをつけてもらいます。
自分思考へのクセ気づくことや、自分ができるコトに気付きを高めていくためです。
いまの私のテーマは
フォーカスする力
継続する力
言語化の力
です
これを選手にわかりやすく伝えていくコトができれば、高いパフォーマンスの作り方再現性が高まると確信してます。
おっさんコツコツ頑張ってます。
ちなみに昨日紹介したからだメタ認知に関する本はこれです。読む人が読めば面白いです。
コツとスランプの研究 といういかにもマニアックな本ですが。