フォーカスバンド
オフィシャルブログ

思い通りにならないからだと脳みそ。ミエリン形成の過程の苦しみ。

思い通りにならないからだと脳みそ。ミエリン形成の過程の苦しみ。
個人的なゴルフの話。
12月最後の月例。
 
今日のラウンドは我ながら苦しかった。楽しかったけど。
今私は、原江里菜選手のスイングにあこがれて、
そして森守洋コーチの考え方にも賛同して、”フェースをひっくり返す物理”を実践してます。

image

頭では100%理解できていて、からだにそれを教え込むのが今の段階です。
できないことがだんだん出来るようになる、これが僕のモチベーションです。
毎日のラウンドを振り返って、
選手のパフォーマンスアップのプロセスにおいては、
選手たちには必ずよかったこと、できたことをまず沢山洗い出すように伝えてる。
できたことは、できることとして蓄積していくから。
 
人間の脳みそはよかったことより、悪かったことを記憶する性質がある。
これは自然界で生きていくために命を守るための本能。
同じミスで命を落とさないように先祖がDNAに備えてくれた脳の癖である。
 
このクセによって、多くの選手が、あれもできない、これもできないと
できないことで頭がいっぱいになり、出来無い自分像を膨らませていく。
そうではなく、まずは出来る自分像を膨らまして行きたいから、出来たことの風船を大きくする。
そして、うまくいかなかったことは前向きに、改善すべき課題として整理したいから、
改善ポイントが見えるものについてはメモしてもらうように伝えている。
 
改善ポイントが見えないものはほっとこう。それはミスじゃなく、事故だからと。
 
という観点で自分の今日のラウンドを振り返る(苦笑)
 
よかったことは、
泣き出さなかったこと。(嘘)
途中でやめなかったこと。(嘘)
ゴルフ場で今取り組んでいるスイング修正(右腕のローテーション)にチャレンジできたこと。
思い切ってフェースのひっくり返しを行えた時にいくつか良いイメージのショットもあった。
 
改善すべき課題は、
あの右腕のローテーション。それが無意識レベルでできるまで、辛抱して練習すること。
そしてもっと集中を高めて、体に伝えるイメージが出るようにしたい。
 
ローテーションをしようと考えてると、脳から体には指令が届かない。
えてしまっているからパフォーマンスが落ちてしまう。
考えていると腕のローテーションができずに固まってしまい、右プッシュやシャンクの動きに繋がる。
 
けど考えないと、まだ体にその命令のパッケージができていないから、
実行できないと考えて、やはり”こう動かそう”と考えてします。
 
悩ましいのは練習場ではすっとイメージの動きが出せること。
練習場でできてるのに!と怒りをあらわにする人もいます。
練習場は集中するポイントがシンプルだからイメージが湧いて、体が反応する。
何よりミスしてもいいし、何発でも打てる。
ゴルフ場では集中そのものが難しい。そして練習なしの一発勝負。
スコア、前のショット、他のプレーヤーのショット、池、OB、バンカー、シャンクetc怖いものだらけだから。
頭にいろんなものがある中で、さらにスイングイメージを体に伝達しなければならない。
結果脳から体には必要な指令が伝わらない。

これがゴルフの運動学習の肝だと思います。

運動学習の成果は、ミエリンという神経細胞が形成されることである。
これができると、脳から神経細胞への情報伝達速度が向上し、
”スッと”運動が実行される。
逆にこれがないうちは、やりたいことが瞬時にできない、イメージよりも遅れてくるし、
それがわかるからなおさらリズムが狂う。
このミエリンを形成するには、正しい動きを感じながら、それを繰り返すこと。
 
やみくもに球を打つのではなく、正しい動きを、体の感覚を感じながら、脳にしみこませていくのです。
無心で打って無意識に結果が出るためには、正しい動きがインプットされている必要があるのです。image
それが練習の意味ですし、脳が学習していくプロセスなんです。
ということで、頑張って練習、続けます。